入門養生法

養生法の実例(前編)
 このたび、川崎養生館のホームページを藁をもつかむ、気持ちで拝見しました。
 
私は、自律神経失調症をわずらっており、まったく太る事が出来ません。また、いつも不安と緊張で体が固くなってます。そのためか、胃の調子はいつも悪くとても小食な上に、食べると吐き気がするのです。
 
現在、子供が一人おり、バツイチなのですが、働くのもままならず、このままでは、いけないと思いプロテインを飲んだりもしましたが…ますます、食欲がなくなるばかりです。
 
現在、心療内科には通っていますが、状態は、一進一退です…私は、身長155 現在は体重が34.6しかありません。
 
もし、また常に足先などは冷えており、頭痛、倦怠感、胃はチャポチャポ音がします。尿も、一日5〜6回ほどです。便は、毎日でてます。
 
突然、私の症状をメールして驚いたと思われますが、もし、よいアドバイスなどあれば、よろしくお願いします。また、お店に伺いたいのですが、四国にいますので…ムリかと思われます。
 
それでは、メールをいただければ大変うれしいです。よろしくお願いします。

 はじめまして。川崎養生館と申します。お返事が遅くなり申し訳ございません。

HPをご覧いただきありがとうございます。また、ご相談ありがとうございます。当館では、元気不足・やせすぎ・慢性病など、なかなか治らない症状改善のための、漢方に基づいた療法をご指導させていただいております。

最初に一般的なことを申し上げれば、やせすぎは食べ物を受け入れる脾胃(胃腸)の弱りが大きな原因です。やせの大食い、栄養のある高タンパク高カロリー食をいくらたべても太れないといったことが起きます。腎の弱りも原因になります。漢方でいう腎は生命力の根源で、成長、髪、骨や歯などの状態をつかさどっています。生まれつきやせすぎの人はこの腎も弱っています。

腎を養うのは食べ物です。その食べ物を吸収させるのが胃腸で、栄養を全身に運搬させるのが脾です。従ってやせすぎを治すのは食事療法が基本になります。さらに体内の冷えやコリ、水たまりなども取り除いていかないと食事療法の効果が上がってきません。そこで温熱療法がもう一つの柱です。以下具体的に療法を述べてみます。

からだの中からあたため、胃腸を丈夫にし、元気をつける後発酵黒茶というものがあります。腸内環境をよくするための基本の飲み物であるとともに、体内の水分代謝をよくして腎の負担を軽くします。水分代謝を良くしますので尿の出もよくします。また胃の中でチャポンチャポン音がする場合は、漢方で「胃内停水」といい、胃の水分代謝が悪くなっている証拠です。

さらにひどくなると腸にも水がたまってきて、チャポンチャポンと音がするだけでなく、下腹がはれたような状態になります。これを放っておくと水毒がたまり、むくみの原因になったり、胃腸の機能が衰え、食物を消化吸収することが困難になります。腸にも水がたまっていますから、便も軟便や下痢になります。このような状態には後発酵黒茶にみかんの皮をブレンドするとよいです。天日乾燥したみかんの皮は吐き気、食欲不振、胃神経の弱りなどに昔から処方されてきました。

最近は巷にはあふれるくらい自然食品、健康食品、あるいは漢方もありますが、有効成分が吸収されないことには「猫に小判」になりかねません。従って、消化吸収能力を高めることを最優先しながら(具体的には有効成分を効率よく吸収させる食品と、さらにそれを手助けするいくつかの温熱療法)、なおかつ吸収という面で優れている食品類を選ぶことです。

その代表として蜜脾入ペプチド発酵飲料というものがあります。古来より食効が高いといわれる蜜脾、紅くこ、赤なつめ、黒いちじくなどを盛り込み、腸内環境維持、そして元気に太るための必要な栄養をたっぷり含んでいます。つい最近でもやせすぎで食欲不振の方(男性女性ともに)におすすめしましたが、食欲がでてきて元気も回復したという報告を受けました。「黒蔵茶やら元気泉を飲んで次の日、あれだけ食欲が無かったのが元に戻ったというか、おいしくご飯が食べることができ大変感謝致しております」「何を飲んでも元気にならなかったのが、この元気泉のおかげですっかり元気になりました」

ご相談された症状から、心身をリラックスさせる必要があります。それには代表的な温熱療法であるお灸が大変効果的です。頭痛や足先の冷えには足裏、脚部にあるツボにお灸をすえます。全身をリラックスさせるには、広範囲のツボを刺激できる箱型のお灸を行なうとなお一層効果的です。プロテインなどの健康食品を試されているようですが、効果がイマイチという方は胃腸が弱い方が多く、たとえ成分的にみて元気がつきそうなものでも吸収されないことが多いのです。お灸はそのような場合にはぜひとり入れていただいている伝統療法です。

体質を改善していく療法には地道な努力が必要になります。一面ダイエットよりも難しいとも言われます。ただコツコツ療法を続けていけば、体調面で、例えば顔色がよくなった、疲れにくくなった、よく眠れるようになった、通じがよくなったなどの好転が最初の太るための良い兆候ですので、最初はそれを目標にします。

当館の所在地は神奈川県ですので、ご質問やご相談などありましたらメールにてご連絡ください。

以上簡単ですが、元気に太るためにも一日も早く療法をお始めになることをおすすめします。メールあるいはお急ぎの場合はお電話にてお問い合わせください。可能な限りアドバイスや簡単なご指導などもさせていただきます。

それでは今後とも宜しくお願い申し上げます。

 こんにちは。早速ですが、箱お灸ではなく、ツボお灸をヘソにおいても、害はないですか?

 こんにちは。お問い合わせありがとうございます。

「ツボ灸」ですが、おへそにじかにすえてもいいですが、へその上下左右に指二本分離れたところに、つまりへその周囲に行なうお灸も効果的です。もう少し上の「中完」、もう少し下の「気海」も重要なツボです。

胃腸を丈夫にすることは健康作りのかなめですので、上記のツボにすえると有効です。その他、足裏や脚部にも重要なツボがあり、ここには一人でも簡単に行なえます。

ご相談された症状から心身をリラックスさせるためにも、お灸はお茶とともに基本かつ最重要な療法と思われます。

もしご注文されるようでしたら、ツボ図が入った簡単な案内もお付け致します。

以上ご回答まで。それでは今後とも宜しくお願い申し上げます。

 このたび、先日のメールを読み商品の注文をしました。

なにごとも続ける事が大切なので、せめて3ヶ月以上〜半年をめどに胃腸が丈夫になり、食べ物をおいしく、そして吸収され体重増加が出来る事を期待しています。

体重増加があれば、心身的疲労や虚弱もなおるかと思っております。

これから、続けていきますので、何かあった時はご指導よろしくお願いします。それと、順次経過をメールしますので、よい場合は私の体験記録を使ってください。

それでは、商品が届くのを楽しみにしています。 (つづく)


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