入門養生法

夏バテ、夏ヤセ対策は?
お暑うございます。今年も日本列島は各地で猛暑が猛威を振るい、炎天下、歩くのもシンドクなりますね。そんなお昼休みにどこからともなく流れてくる香ばしい煙に誘われ歩を運ぶとウナギの蒲焼き店の前だったこともありそうですね。

シャレではないですが、気温がうなぎ上りになると、本物のウナギが恋しいくなりますね。夏バテ、夏ヤセ予防に昔からウナギが食されてきたので、無理からぬことでもありそうです。もともと体力がない方は夏の暑さに負けてしまい、グッタリ寝込んでしまうこともあるかもしれません。

その姿は、元気をなくした瀕死のウナギのように見えないこともないですが、夏バテ気味の人が、あのピチピチ跳ね回るほどイキのよいウナギを食すれば、体力ばかりか精力もつきそうな感じですね。

私事で恐縮ですが、わたくしの母は17歳の春に急性肺炎を患い、医者から「この子は助からないでしょう」と言われたそうです。昔でもありましたし、片田舎で医療も不充分だったと思います。親類縁者は皆哀れがり、ウナギの肝(きも)でも食べさせて、生きさせてやりたいと口々に言ったそうです。

肺を患う人にはウナギの肝がよいことは昔から知られていたのでしょう。実際ウナギには免疫力を強め、肺病やガンを予防する成分が含まれているそうです。青魚には脳の老化予防や血液サラサラ成分が含まれているのはよく聞くようになりましたが、魚の一種であるウナギにもたくさん含まれているそうです。

ウナギのヌルヌルは、山芋、納豆、オクラなどの食材にある「ヌルヌル」成分と同じなのでしょうか? 「ヌルヌル」はからだによく、また精力もつくといいます。

物価や医療費の高騰を「うなぎのぼり」とたとえますが、ウナギのように水中を元気よく身をくねらせながら、真上にのぼる様子は、性的能力の向上も安易に連想させます。似たものには「鯉の滝登り」がありますね。「ウナギの蒲焼き」ほどポピュラーではありませんが「鯉こく」も元気が回復し、精がつく料理です。

「ウナギの蒲焼」も「鯉こく」も美味しく召し上がるには、タレの味が決め手であるのはみなさんご承知の通りです。老舗では醤油や味噌などの発酵調味料に工夫をこらし独自の味を出そうとしています。願わくば、中国産や養殖物でない天然のものを食したいところです。それでこそ、滋養強壮に優れた、本当の養生食になるからです。

炭火で焼いた「焼き鳥」も食欲をそそる香ばしい香りと味付けで、夏バテ予防によく食されているようです。漢方には「以類補類」(いるいほるい)という食養法があります。レバー、タン、ハツ、シロなど焼き鳥で使われる各臓器は、それに対応する臓器を丈夫にするというものです。しかしここでも地鶏のような天然ものを望むところですが……

夏に入ると決まって暑さに負けるけれど、「ウナギの蒲焼」や「焼き鳥」を食することで、夏バテや夏ヤセ予防ができ、秋風の吹く頃にはすっかり元気になれる人は幸いです。

「ウナギの蒲焼」のようなスタミナ食をたくさん摂っても、思うように夏バテ、夏ヤセ予防にならない人もいるかもしれません。もともと、やせすぎ元気不足の方の中には、夏でも食欲は落ちず、けっこう食べられるのに、太れない、元気が出ないという人がいます。

たくさん食べられるのは胃腸が丈夫だから、と思われがちですが、元気に太れないところをみると、食べ過ぎで胃が拡張したり下垂し、食べたものが十分吸収されないことが考えられます。また、今までの誤った食生活の積み重ねで、実は、胃腸が弱っていたり、炎症を起こしていたとも考えられます。

こういう人が、上に挙げたようなスタミナ食を食べれば食べるほど、胃腸の炎症(熱)はすすみますし、本人は自覚なく無意識のうちにパクパク食し、また同時に、炎症や熱を冷ますために冷たいものもガブガブ飲み干してしまうことがあります。

ではこういうタイプの人の夏バテ、夏ヤセ対策は何をしたらよいのでしょうか? 巷で言うところの「スタミナ食」ではかえってスタミナを失うので、動物性のものは控えることが第一です。次に暴飲暴食になりがちな自分を見直すことです。そして胃腸の働きを回復させながら、漢方で言う「気・血」の不足を補い、「気・血」の滞りを取り除くことです。

食生活の乱れや、食べ過ぎ、飲み過ぎで、胃腸の消化吸収は衰えていますし、からだを正常に保つ「気・血」の流れもスムーズにいっていないので、それらを改善するための食養法に則った植物性のものなどがおすすめです。


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